森嶋通夫「思想としての近代経済学」リカード＜岩波新書＞

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「希少性理論」「生産できない財」＝「名画、土地」　土地の供給量は必ずしも希少ではない　土地に対する需要量＜＝＞供給　自由財　　費用は正常利潤を含む　正常利潤率　賃金率　生産しうる商品の価格は生産費によって決まる　生産されたものは全部需要される＝セイ法則　リカードはイギリスの純粋工業立国を決意
＜私見＞「農業は複数個※の農産物を算出するが、簡単化のために、1種類の農産物しか」～「複数個」⇒「複数種」　　19世紀初頭、イギリスを純粋工業立国とする指針の経済理論を作り出したリカード。既に18世紀後半から19世紀前半の1世紀に亘る産業革命の後半であったから、農業国としての土地利用など産業活動の抑制を指向したということだろうか。産業革命による技術革新の経済理論は明らかではなさそうだ。

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